大阪脳

2009/04/24

テーマが毎回みごとで大好きな関西の番組
ビーバップ!ハイヒール」に茂木健一郎 氏が登場していて、
「大阪脳」という面白い話をしていた。

曰く、「大阪の人は日々脳を鍛えている」と。
それが綺麗に分類されていたのでまとめてみると、

「ズバズバ脳」
何でもすぐズバズバ言う大阪人。
それは脱抑制と言って、感情のブレーキにストップが
かからない状態であり、創造性が豊かになる。

「ええんちゃう?脳」
楽天的であり、何かと「まぁ、ええんちゃうw」と言う大阪人。
ポジティブな状態になりドーパミンが出やすく良い状態を保てる。

「あたらし物好き脳」
新しい物、珍しいもの大好きな大阪人。
新しい発見は脳が活性化し、セレンディビティという
価値あるものを見つける能力・才能が生まれやすくなる。

「浪花節脳」
人の行動・感情がうつりやすい大阪人。
相手の脳の活動が、自分にも反映されるミラーニューロン
という脳の神経回路が働いていて、
相手の気持ちや考えが理解できる能力が活性化される。

他にも、

「いらち」は情報処理能力アップ。
「いっちょかみ」は情報受信範囲が広くなる能力アップ。

など、大阪人のちょっとダメっぽい所が
実はすごく脳に良い影響を及ぼしているそうです。
そして最後に締め括ったのは、

「お笑い脳」
人間の祖先が脅威にさらされた時、「威嚇」で脅威から
回避していたが、逆に脅威はないよという合図には「笑い」を
合図としていたそうで、それが「笑うこと」の起源だそうです。

つまり、笑いはマイナスの感情をプラスに転換するために生まれたもので、
マイナスを笑いにする自虐的ギャグが大好きな大阪人は
それをコントロールする「メタ認知力」という
自分を客観的に見る力が発達しているそうです。

何だか茂木さん良く言いすぎな感じですが、
さすがにこれ全部堂々とやってたら
「あつかましい人」になりそうな感じですね(笑)

でもこんな風に「脳」の事を知ると面白くなってきたので、
何かとよく勧められる茂木さんの本を読んでみたいと思います。